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サイズアウトした子どもの靴が寄付できる。「くつにゃん」BOXが竹の塚保健センターに設置されました。

子育てを初めて驚いたことの1つが、子どもの成長スピード。早い時では3ヶ月に1回靴を買い替える時もありました。
まだ履ける状態の靴をそのまま捨てるのはもったいない、と考えている人にお知らせします!

目次

竹の塚保健センターに黄色い「くつにゃん」BOXが設置されました。

このBOXは2025年10月10日に竹の塚保健センターに設置されたもの。黄色い猫のキャラクター「くつにゃん」が大きく口を広げた可愛らしいデザインです。ここに、サイズアウトした靴を寄付することができます。

足立区政策経営部政策経営課政策経営担当係長の山﨑悠生さん(左)と、株式会社SlowFast代表取締役の谷口昌優さん(右)。

このプロジェクトは、足立区と子どもの靴のサブスク「Kutoon(クトゥーン)」を運営する株式会社SlowFastが協力して行っているものです。2025年10月10日、足立区政策経営部の山﨑悠生さんとSlowFast代表の谷口昌優さんが、区内6か所を回りながら回収ボックスを設置していましたので詳しくお話を伺いました。

ここに寄付された靴はどうなるの?

回収された靴は、SlowFastによって丁寧に洗浄・点検され、子ども靴のサブスクサービス「Kutoon」で再利用されます。さらに、来年には足立区主催のイベントでの販売も予定されており、その売上の一部は「あだち子どもの未来応援基金」に寄付されます。

サイズアウトした靴が、また新しい子どものもとへ。
“もったいない”を“うれしい”に変える、やさしい循環が始まりました。

名前が書いてあってもOK。実際に寄付してみた。

筆者も、子どものサイズアウトした長靴を1足持って行ってみました。数回しか履いていないのに、あっという間に履けなくなってしまった靴です。玄関でずっと眠っていましたが、ようやく“次の出番”を迎えることができました。

やり方はとても簡単。ボックスに入れるだけです。

寄付の対象となる靴
・12〜24cmまでの子どもの靴
・名前入りでもOK(シールで隠す処理をして再利用されます)
・状態は匂いや破損がひどいもの以外で、「次の子が履ける」と思えるもの


Kutoonの谷口さんは「ぜひお子さんと一緒に靴の寄付を体験してほしい」と話していました。自分の手で“次の子に渡す”という行動は、立派な社会体験になりますね。

回収BOXの場所は竹の塚保健センターを含む区内6箇所で、設置期間は1年間

くつにゃん回収BOXは竹の塚保健センターを含む区内6箇所に設置されています。

くつにゃんBOXの設置場所
竹の塚保健センター(足立区西竹の塚1-11-2)
ギャラクシティー(足立区栗原1-3-1)
すこやかプラザ あだち(足立区江北5-14-5)
鹿浜いきいき館(足立区鹿浜2-24-2)
中央図書館(足立区千住5-13-5)
勤労福祉会館(足立区綾瀬1-34-7-102)

回収ボックスの設置期間は2026年9月30日までを予定しているとのことです。

家庭には「まだきれいなのに履けなくなった靴」がたくさんあります。実は、日本では毎年およそ3,500万足の子ども靴が廃棄されているそうです(株式会社SlowFast調べ)。素材の多くが樹脂やゴムで、燃やせばCO₂排出、埋めれば分解されず環境にも負荷が残ります。

もう履けなくなった靴が、誰かの新しい一歩を支えるやさしい循環の取り組みです。
これまで処分に迷っていた方は、ぜひお子さんと一緒にボックスへお出かけしてみてください。

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足立区竹の塚に特化した地域メディア「たけトピ」編集者。竹の塚で暮らしながら情報を発信しています。他執筆媒体:Yahoo!ニュースエキスパート(足立区担当/MVA受賞)。

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