『地球の歩き方 足立区』が9月17日に発売されてから1週間。発売初日に竹の塚にある書店2店舗を訪ねると、売り場には足立区版が並んでいました。

たけトピ編集部では、その後、『地球の歩き方』編集長らが近藤やよい足立区長を表敬訪問する場も取材しました。制作の舞台裏や、表紙に「タコさんすべり台」が選ばれた理由などお伝えします。
10人のスタッフが8カ月かけて制作

『地球の歩き方 足立区』は、東京23区の一区を丸ごと扱う版として、世田谷区、杉並区、墨田区に続く4区目。全368ページで、足立区のさまざまな地域を紹介しています。
表敬訪問では、10人のスタッフが約8カ月をかけて制作したことが語られました。制作にあたって募集したアンケートには1000件を超える回答が寄せられ、編集部の皆さんも区民の地元愛を感じたそうです。

寄せられた声には、一度住むと離れがたくなるほど暮らしやすい、というものも多かったとのこと。制作に関わった一人は実際に足立区へ引っ越し、その住みやすさを感じていると話していました。
表紙が「タコさんすべり台」になった理由

表紙の絵柄はタコさんすべり台。制作時にアンケートが行われていました。候補には足立区を代表する5つの場所が並び、特に西新井大師とタコさんすべり台に票が集まったそうです。投票結果に加え、区民に長く親しまれていること、一目で印象に残るインパクト、そして取材を通じて編集部が感じた地域の熱量などを踏まえてタコさんすべり台に決まったそうです。

出版の時期については、千住宿が2025年に開宿400年、西新井大師が2026年に開創1200年を迎えるという、足立区にとっての節目も背景にあったそうです。近藤区長からは、充実した内容になったのは区民の皆さんのおかげ、との言葉もありました。
竹の塚の情報もしっかり載っていた
実際に本を開いてみると、足立区のシンボルマークの由来など、身近すぎて意外と知らなかった情報も見つかります。
筆者がうれしかったのは、竹の塚のお店もしっかり掲載されていたこと。足立区全域を扱う媒体では「竹の塚の情報はちょっと少ないな」と感じることもありますが、『地球の歩き方 足立区』は区内を広く、細かく掘り下げています。どの地域に住んでいても、「こんな場所があったんだ」と新しい発見がありそうです。
発売初日、イタリアン「Wine & Dine GINO」の南シェフに本を見せると、「足立区版があるんですね」とびっくり。海外経験が豊富な南シェフですが、海外へ行く際には必ず『地球の歩き方』を買っていたそうです。南シェフがページをめくりながら話していたのは、次々と知らなかった情報が見つかるのは紙の本ならでは、ということ。情報量も多く、一度で読み切るというより、ふとしたときに開いて楽しむのもよさそうです。
編集長は「今の足立区を楽しむために一家に一冊」と話し、子どもの自由研究にもおすすめしていました。足立区では学校図書館への導入も検討しているそうです。足立区へ遊びに来る友人と一緒にこの本を開いて、「どこに行ってみたい?」と行き先を決めてみたいと思います。
『地球の歩き方 J34 足立区』
発売日:2026年9月17日
定価:2,310円(税込)
ページ数:368ページ
参考リンク:足立区ニュースリリース

