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竹ノ塚駅から徒歩20分でいける「大乗院」で1月13日に「へび」にまつわる伝統行事「じんがんなわ」が開催されます。

新年あけましておめでとうございます!「たけトピ」のNaokoです。今年は巳年ですね。この年にぴったりの、竹の塚から気軽に訪れることができる歴史ある伝統行事をご紹介します。

足立区西保木間の「大乗院」で行われる500年以上の伝統行事「じんがんなわ」をご存じですか?これは、東京都の「指定無形民俗文化財」に登録されている貴重な文化財で、地域の人々が大切に守り続けてきた行事です。

竹ノ塚駅から徒歩約20分、花畑フラワーロード沿いを歩いていくと、上記の写真の看板がありこの脇をまっすぐいくと大乗院に着きます。

大乗院
目次

「じんがんなわ」とは?

「じんがんなわ」は、1469~1487年の文明年間に始まったとされる伝統行事です。稲わらで編んだ大蛇(おろち)を作り、1月に大乗院の境内にあるイチョウの木に奉納します。この行事は毎年開催されていて、2025年は1月13日(月)に行われます。

この大蛇には特別な意味があります。前年の大蛇を燃やして、その灰を新しい大蛇の目に入れることで、地域の繁栄と安寧を祈願します。この行事は「神に願う縄」という意味の「神願縄(じんがんなわ)」に由来しているとも言われています。

また、背景には大乗院の薬師堂に住んでいたとされる白蛇の伝説があります。戦乱で薬師堂が焼失した後、村に起きた飢饉を鎮めるために藁で蛇を作って祀るようになったことが、この行事の起源とされています。

地域の人々が支える伝統

「じんがんなわ保存会」は約30人のメンバーで構成されており、最年長は96歳。若い世代へ技術を伝えながら、未来へとこの行事を受け継いでいます。

イベント当日はどんなことが行われる?

今年の「じんがんなわ」奉納行事は1月13日(月・祝)9時~12時に開催されます。当日は以下のような流れで行事が進みます。

  • 昨年の大蛇を下ろし、燃やす
  • 稲わらを編み、新しい大蛇の頭や胴体を作成
  • 完成した大蛇を祈祷し、イチョウの木に奉納
  • 干葉粥(ほしばがゆ)を地域の皆さんでいただきます

干葉粥は、干した大根の葉を使ったお粥で、無病息災を祈る温かい料理です。

詳細は足立区のYouTubeチャンネルでも紹介されています。

竹ノ塚駅からの行き方と楽しみ方

竹ノ塚駅から大乗院までは徒歩約20分。花畑フラワーロードを歩きながら、西保木間の街並みを楽しむ散策もおすすめです。途中には案内板もあるので迷う心配はありません。

巳年にちなんだこの特別な行事は、地域の歴史や文化を感じる良い機会です。今年一年の健康や幸せを願いながら、竹ノ塚から足を延ばしてみてはいかがでしょうか?


【じんがんなわ奉納】
開催日:1月13日(月・祝)9時~12時
場所:大乗院(足立区西保木間2-14-5)

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たけトピの編集長・Naokoです。結婚を機に竹の塚で暮らし始めて10年。大学卒後、流通業界に就職し、販売、人事、商品開発、企画、マーケティングなど幅広い経験を経て2020年独立。現在はローカルメディアライターとして活動しています。足立区エリアを担当するYahoo!ニュースエキスパート地域クリエイターとしてMVA(Most Valuable Article)賞を受賞。地域の魅力発信をインターネットやSNSで展開。1児の母です。

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