
足立区花畑の大鷲神社(おおとりじんじゃ)で、毎年11月の酉の日に開かれる「酉の市」。今年は一の酉が11月7日(土)、二の酉が11月19日(木)です。今年は三の酉はなく、二の酉までとなります。
花畑大鷲神社は「酉の市発祥の地」と言われる神社です。足立区内でもよく知られたお祭りで、境内には縁起物の熊手を売るお店や屋台が並び、毎年たくさんの人でにぎわいます。
「酉の市発祥の地」と言われるのはなぜ?
花畑大鷲神社のおまつりしている神様は、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。神社の由緒によると、日本武尊が東征の帰りにこの地に本陣を置き、人々を救ったと伝えられていて、人々は感謝してその死後に尊をまつりました。その命日とされる11月の酉の日に感謝のお祭りが行われるようになり、これがのちに「酉の市」と呼ばれるようになったとされています。
神社の公式サイトには「酉の市発祥の社」とあり、足立区のホームページでも「酉の市発祥の地と言われる花畑大鷲神社」と紹介されています。浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)の酉の市も有名ですが、そのルーツは足立区にある、というわけです。
足立区立郷土博物館によると、江戸時代には、江戸から花畑の「鷲大明神」までは約16kmで、ちょうど1日で行って帰ってこられる近郊の行楽地でした。酉の日には多くの参拝客が訪れていたことが、江戸の名所案内などにも記されているそうです。
熊手も「メイドイン足立」かも

酉の市といえば、幸運をかき集めるという縁起物の熊手です。足立区の本木地域には、昭和40〜50年代に13軒もの熊手工房があったそうで、今も工房が残っています。そうした工房で作られた熊手は、花畑大鷲神社や浅草の鷲神社などで売られているそうです。酉の市で手にする熊手が、実は足立区生まれということもあるかもしれません。
たけトピでは2023年に酉の市を訪れ、屋台や熊手の様子をレポートしました。神社のすぐ隣の鷲宿公園が駐輪場になっていて、屋台で買ったものを公園のベンチで食べることもできました。
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時間と行き方

神社の公式サイトによると、酉の市の日は朝5時に開門し、夜24時ごろまで参拝できます。当日は臨時駐車場が設けられ、神社との間をシャトルバスが9時〜21時に運行します。ただし、酉の市の時期は周辺がとても混み合うため、神社は公共交通機関での来場を呼びかけています。
電車・バスの場合は、つくばエクスプレス六町駅から東武バス、または東武スカイツリーライン谷塚駅から東武バス「花畑桑袋団地」行きで「草加記念体育館」下車、徒歩約8分です。
一の酉の11月7日は土曜日なので、家族で出かけやすい日です。11月19日の二の酉は平日・木曜日ですが、夜遅くまで開いているので、仕事帰りに立ち寄るのもよさそうです。今年の熊手を探しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
花畑大鷲神社 酉の市 詳細
- 日程:一の酉 2026年11月7日(土)、二の酉 11月19日(木)
- 時間:5時〜24時ごろ(深夜は閉門)
- 場所:花畑大鷲神社(足立区花畑7-16-8)
- 駐車場:当日は臨時駐車場あり。シャトルバス 9時〜21時(混雑するため公共交通機関がおすすめ)
- 公式サイト:花畑大鷲神社

