たけトピ編集部の休日。今回は、足立区内の自然と触れ合える活動「あだち道草の会」に参加して、舎人公園と薬師寺を訪れました。
この「あだち道草の会」は、足立区内の公園や自然スポットを巡りながら、季節の植物を楽しむ活動でNPO法人森林インストラクター会フォレストの先生と一緒に自然を学べる会です。詳しくは記事の後半でご紹介します。
今回は「舎人公園の黄葉と薬師寺の紅葉」がテーマです。
あだち道草の会では毎回、観察する植物について解説した資料が配布されます。
古千谷本町一丁目バス停沿いにある階段を上がって舎人公園へ。
階段を上がってすぐ右手に黄葉の植物がありました。こちらの木、よく近づいて見てみると……
丸い実が成っているのが見えますか?よく見るとかなりたくさんの実が成っています。地面を見ると落ちているので探してみましょう。
近くで見るとこんな感じの実です。中を開けてみると、黒くて硬い種が入っています。
この木は、ムクロジといいます。漢字では「無患子」と書き、黒い種は羽子板の羽の根元の部分や、数珠に使われているそうです。皮の部分は水につけると泡立ちます。天然の石鹸として昔から使われてきたそうです。
公園の中に入っていきます。葉が落ちて地面が黄色一色になっているところもありますね。
舎人公園の秋の景色を鑑賞した後は、薬師寺へ。
舎人公園から薬師寺までは徒歩約10分ほど、伊興5丁目にあります。
山門越しに広がる色とりどりの紅葉は、まるで絵画のように美しく、思わず見とれてしまいます。その美しさに惹かれ、この日は多くの人々が訪れていました。
薬師寺の紅葉は、竹の塚カレンダー2025の11月の景色にも選ばれています。
ここで、あだち道草の会についてご紹介します。
「あだち道草の会」は、足立区内にお住まいの方、またはお勤めの方を対象に、年間10回程度、足立区内およびその周辺の季節の草花を中心にめぐる活動です。年会費2,000円で、季節の移ろいを感じながらさまざまな草花や樹木の知識を深めることができます。
地元で身近な自然と触れあいたい、普段なかなか気がつかない植物や自然の魅力を発見したい、リフレッシュしたいという方にとっては気軽に参加できる良い機会です。平日開催の時もあれば土日開催の時もあり、都合に合わせて参加できます。
次回1月は、6日(月)に隅田川七福神めぐりに行く予定とのことです。
興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。
植物教室「あだち道草の会」連絡先
主催:NPO法人フォレスト 萩原さん
お問い合わせ先メールアドレス:rdmx424@ybb.ne.jp
薬師寺の場所はこちら
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