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全足立区民に1万円を現金給付へ。コンビニATM受取も可能に。子育て世帯は子ども1人2万円の支援

足立区は、長引く物価高騰の影響を受ける区民生活を支援するため、全区民を対象に1人あたり1万円の現金給付を行うと発表しました。
対象は、令和8年1月1日時点で足立区に住民登録のある方(約70万3,700人)で、所得制限などはありません。

今回の給付は、国の「重点支援地方交付金」に加え、区の自主財源 約45億円を活用。検討段階では「おこめ券」「商品券」なども候補に挙がりましたが、迅速な給付・コスト削減・現金を望む声の多さから現金給付に決まったとのことです。

■ 給付のポイント(速報版)

  • 対象:令和8年1月1日時点で足立区民の方
  • 金額:1人あたり10,000円
  • 形式:現金
  • 所得制限:なし
  • 開始予定:最短で令和8年2月下旬以降(世帯状況で異なる)

すでに区へ口座登録がある世帯は、世帯主名義の口座に順次振り込み。それ以外の世帯については、コンビニ銀行ATMを使った受け取りサービスを導入予定です。専用番号を入力することで、都合の良いタイミングで現金を受け取れる仕組みで、口座情報の確認や振込手続きの時間を短縮し、令和8年3月中旬からの給付開始を目指すとのこと。

■ 子育て世帯への追加支援も
さらに、子育て世帯には追加で「物価高対応子育て応援手当」として
子ども1人あたり20,000円を給付

  • 対象:児童手当受給者(令和8年3月31日までに生まれる新生児含む)
  • 人数:約95,370人
  • 財源:国からの交付金で全額対応

■ 支援制度の概要(速報まとめ)

支援内容金額対象開始予定
食料品等物価高支援給付金1人 10,000円令和8年1月1日時点で足立区に住民登録のある方2月下旬~
子育て応援手当子ども1人 20,000円児童手当受給者|新生児含む順次

■ 区長コメント(ポイント)

  • 全区民が影響を受けていると考え、所得制限は設けない
  • おこめ券等も比較検討したが、迅速性・コスト・区民ニーズから現金を選択
  • 自主財源も投入し、できるだけ早期給付を目指す

■ たけトピ編集部コメント
物価高支援に関する給付金は、対象が限定されるケースも少なくありませんが、今回は約70万人の区民全員が対象となることが大きな特徴です。
また、コンビニ銀行ATMを活用した受け取りが導入される見込みで、忙しい世帯や口座情報が不明な世帯でも、受け取りやすい仕組みにしようとしている点が印象的です。

今後、受け取り方法の詳細や必要書類、通知のスケジュールなどが発表され次第、たけトピでも続報をお伝えします。

振り込め詐欺にはご注意を
足立区ホームページにて、振り込め詐欺に関して以下の記載があります。振り込め詐欺にはご注意ください。

現在、都・区や府省庁(の職員)を騙った詐欺が多発しております。職員が給付金に関して、ご自宅を訪問することはありません。
また、口座の暗証番号をお聞きすることは絶対にありません。口座の暗証番号を聞き出そうとするご自宅への訪問やメールがあっても絶対に情報を提供しないでください。
不審な電話や郵便や訪問があった場合には、区や最寄りの警察署、または警察相談専用電話(#9110)にご連絡ください。(足立区ホームページより引用)

【関連リンク】全区民を対象に1人あたり1万円の現金を給付します≪食料品等物価高支援給付金≫(足立区ホームページ)

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足立区竹の塚に特化した地域メディア「たけトピ」編集者。竹の塚で暮らしながら情報を発信しています。他執筆媒体:Yahoo!ニュースエキスパート(足立区担当/MVA受賞)。

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