今回訪れたのは、竹の塚5丁目にある「ネオチッタ」という聴覚障がいを持つセラピストさんが運営する、ちょっとめずらしいドライヘッドスパのお店です。ここでは、9割以上のお客さんが“寝落ち”してしまうほど、深いリラクゼーションを体験できるのだとか。
しかも、オーナーさんはデフリンピックを応援しながら、聴覚障がいを持つ方々の交流の場を広げるための取り組みも行っています。今回は、社会的にも意義のあるこちらのお店で、ドライヘッドスパを体験させていただきました。実際に体験してみて分かった、その“極上の癒し”の秘密と、オーナーさんの想いをご紹介します。
ドライヘッドスパ「ネオチッタ」の場所は竹の塚5丁目

ドライヘッドスパのネオチッタは、竹ノ塚駅東口側、竹の塚5丁目の「ウェルシア」と「コメダ珈琲」の間の道をまっすぐ進むと右側にあります。

こちらの建物の5階にあります。

お客様の9割が寝落ちするから「ネオチッタ」という店名なのだそうです。
耳が聴こえなくても大丈夫なカウンセリング
中に入ると、今にも寝落ちしてしまいそうな癒しの空間が広がっていました。

まずは、ソファに腰掛けて、カウンセリングシートに記入します。

このように、タブレットが置かれています。これは、聴覚障害を持つお客様への配慮。タブレットや紙を使って詳しく説明してくれるので、耳が聴こえなくても安心して利用できます。

カウンセリングで、脳の疲労度をチェックしていただきました。

筆者はスマホやパソコンを触ることが多いのです。

筆者は、「詰め込み過ぎパンパンタイプ」と診断されました。目を休ませてぼんやりする時間を作ることが大切とのこと。意識していきたいと思います。
ドライヘッドスパの流れ

ドライヘッドスパの流れも、このように詳しく書かれた紙を使って丁寧に説明していただきました。とてもわかりやすいですね。

9割が寝落ちするというネオチッタのドライヘッドスパを体験
今回は特別にご厚意で60分コースを無料体験させていただきました。
写真はわかりやすいように明るいのですが、実際にはもうすこし暗いです。

まずは目の上にガーゼとアイマスクをそっと乗せてから、頭皮に炭酸スプレーを吹きかけます。すると、ひんやりとしたシュワシュワ感が頭全体に広がり、いよいよヘッドスパが始まります。
リラックスした空間の中で、次第に頭がほぐされていきました。色々と考えを巡らせているうちに、いつのまにか寝落ちしてしまいました。
ドライヘッドスパ中の寝落ちには、身体と心に多くのメリットがあり、たった10分の寝落ちでも8時間分の睡眠と同じくらい効果的なのだそうです。
手話ができる、ネオチッタ セラピストの鈴木エリ子さん

ネオチッタのセラピストである、鈴木エリ子さんは、ホテルマン、ウェディングプランナー、区役所相談員などを経験し、現在はネオチッタサロンを経営しています。エリ子さんは左耳が聴こえない、「片耳難聴」という障がいをお持ちで、手話ができます。

手話を習得する人に向けて、耳が聴こえない、ろう者と交流する機会「つながる手話べりタイム」の活動もしています。
デフリンピックを応援
耳が聴こえないアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会「デフリンピック」。今年は東京で開催され、その応援のポスターが飾られていました。ここに訪れた人々がポスターに応援のメッセージを記入しています。


たけトピも書かせていただきました。がんばれ日本!

ドライヘッドスパの料金は新規で60分コース 7,800円(税込)〜。プラズマニードルという機器を使用した髪質改善、美肌再生コースなどもあります。

頭だけでなく心までも洗い流してくれるような、癒しのひととき。何より、聴覚障がいがあっても生き生きと活躍するオーナーさんの姿から、勇気をもらえるかもしれません。
デフリンピックへの応援の気持ちとともに、この極上のヘッドスパを、ぜひ一度体感してみてください。男性でも女性でも利用できます。
詳しくは、以下詳細情報からご確認ください。
ネオチッタ 詳細情報
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