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89歳の情熱と知識に触れる。着物リメイク&洋裁教室のクラフト工房あじさい「こつこつ展」は毎年6月頃に開催されています。

こんにちは。竹の塚情報局たけトピ編集部のNaokoです。今回は、竹ノ塚駅から自転車で15分ほどの場所、一ツ家にあるクラフト工房あじさいで開催している「こつこつ展」についてご紹介いたします。

目次

洋裁歴74年の山﨑年子さんの展示販売会

クラフト工房あじさい「こつこつ展」は、洋裁歴74年、89歳の山﨑敏子さんによる展示会です。以前は池袋や神楽坂で展示販売会をしていましたが、最近ではご自身の工房内で毎年5・6月にこの展示会を開催しています。

クラフト工房あじさいの山﨑年子さん

着物のリメイク品を展示・販売しています

年子さんのもとには、使わなくなった布がたくさん集まっています。

こうした「使わなくなった布」「箪笥の中に仕舞い込んだままの着物」に新しい命を吹き込んでいきます。

こちらは、使わなくなった浴衣をアロハシャツにリメイクしたもの。とっても素敵です。

バッグや小物もあります。布の雰囲気を見て、それにあったものに作り替えているそうです。
普段は、通販サイトで販売していますが、毎年5・6月の展示販売会は年子さんに直接会ってお話を聞きながら作品を観ることができる特別な期間です。

年子さんの絵画とこつこつ展のはじまり

洋裁以外にも絵画や墨絵も手がけている、多才な年子さん。こつこつ展のはじまりは、実は洋裁ではなく絵画がきっかけなのです。
東日本大震災の時、福島にある長命寺のお寺の修繕のために天井絵を80枚描いて寄贈したことが新聞で取り上げられると500人もの人が工房に見学に来ました。その際、工房の片隅にあった着物リメイク品に気づいた人から「これを売ってくれませんか?」と声をかけられたことがきっかけだそうです。

年子さんが描き、長命寺に寄贈した天井絵の一部

毎週火曜日・水曜日は洋裁教室を開催

洋裁歴の74年の年子さんは、すべての布を無駄にしません。靴下と下着以外に身につけているものは全てご自身の作品だそうです。そんな年子さんは毎週火曜日・水曜日に洋裁教室を開催しています。池袋、大宮、千葉など遠方から生徒さんが通っているそうです。

洋裁教室

もしも箪笥の中に眠っている着物があれば、それを持って年子さんのところに相談に行ってみるのもおすすめです。先日は京都にある料亭の女将さんからの依頼で着なくなった着物を作務衣に作り替えたそうです。年子さんにリメイクをお願いすることもできますし、洋裁教室に通って実際に自分の手で仕上げることもできます。

そんな山﨑年子さんですが、竹ノ塚にはイトーヨーカドー2階にあった手芸用品店「クラフトハートトーカイ」が閉店してから、竹ノ塚駅周辺に足を運ぶ機会は少なくなってしまったそうです。エキア竹ノ塚がオープンしたことはご存じで、「竹ノ塚駅も賑やかになったようですね、いつか見にいきます」とお話しされていました。

年子さんは89歳ですが、とてもエネルギッシュな方です。クラフト工房あじさいの「こつこつ展」は、年子さんの情熱と知識に触れることができる貴重な機会です。洋裁や絵画に興味のある方はぜひ、訪れてみてください。新たな発見や感動に出会えることでしょう。

2024年開催情報

クラフト工房あじさい「こつこつ展」
開催日時: 2024年5月2日〜2024年6月30日 13〜17時
定休日: 火曜日・水曜日
会場:クラフト工房あじさいギャラリー
住所:東京都足立区一ツ家2-11-20 2階
電話番号:03-3858-1623
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クラフト工房あじさいの場所はこちら↓

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たけトピの編集長・Naokoです。結婚を機に竹の塚で暮らし始めて10年。大学卒後、流通業界に就職し、販売、人事、商品開発、企画、マーケティングなど幅広い経験を経て2020年独立。現在はローカルメディアライターとして活動しています。足立区エリアを担当するYahoo!ニュースエキスパート地域クリエイターとしてMVA(Most Valuable Article)賞を受賞。地域の魅力発信をインターネットやSNSで展開。1児の母です。

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