
大谷田にある足立区立郷土博物館。2年4ヶ月の間、休館していましたが、2025年4月26日、いよいよリニューアルオープンを迎えます。オープン直後はリニューアルを記念してイベントが開催されますのでGW期間中のお出かけ先の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。今回、オープン前の内覧会に参加させていただきましたので詳しくお伝えします!
ここが新しい!“美術館”としての足立区立郷土博物館

今回のリニューアルで、館内には美術品専用の展示ケースが新しく設置され、空間の雰囲気もぐっと落ち着いた“美術館らしさ”が加わっていました。

展示されているのは、かつて足立の旧家などで大切にされていた屏風や掛け軸、絵画などの美術品たち。注目は、琳派の画家・村越向栄による「十二カ月花卉図屏風」や「四季草花図屏風」。いずれも、生活の中で大切にされてきた“暮らしの中の名品”たちです。
昔の足立にタイムスリップ。郷土の展示も健在

美術館として生まれ変わった足立区立郷土博物館ですが、これまで親しまれてきた**“足立の昔のくらし”にふれる展示**も、しっかり残っています。

館内には、農具や生活道具などの実物がずらり。昔の暮らしぶりがよくわかる展示が、今も大切にされています。

特に印象的だったのが、千住宿の模型。街道沿いににぎわっていた江戸時代の宿場町の様子が立体的に再現されていて、「この道、今のどのへんだろう?」と地図を照らし合わせながら見るのが楽しいです。

竹の塚の江戸時代の様子がわかる資料も展示されています。
「竹の塚って昔はこんなふうだったんだ…!」と、地元民ならではのワクワクを感じられる発見もありましたよ。

戦時中の学童疎開の様子も詳しく知ることができます。日頃生活している場所で何があったのか、知ることで今の暮らしへの理解や感謝の気持ちも深まっていくように思いました。

さらに、足立の食文化コーナーでは、昔のお祭りの日に食べられていたごちそうや、当時の食卓の様子を紹介。


美術品だけでなく暮らしに身近な展示も充実していて、大人から子供まで、足立区のさまざまな歴史に触れることができます。
GW期間中に開催されるオープニングイベント
リニューアルオープン日当日のオープニングイベントから始まり、GW期間中は入館無料でイベントが開催されています。「遠出はちょっと大変…」という方も、地元で楽しめる文化+おでかけコースとして、ぴったりのスポットです◎
🎏 イベント概要まとめ
- オープニングイベント
地元町会によるお囃子演奏&流し踊り
4月26日(土)10:45〜正午ごろまで - ワークショップ&キッチンカー
・26日:リポブロック工作
・27日:ネームプレートづくり
・両日:万華鏡づくりなど
4月26日(土)12:00〜16:00、4月27日(日)10:00〜16:00 - 館内クイズラリー
参加者には景品あり!
4月26日(土)12:30〜17:00
4月27日(日)〜5月6日(火) 9:00〜17:00 - 入館料無料期間
4月26日(土)〜5月6日(火)
※4月28日(月)は休館
詳しくはホームページをご覧ください。
サイクリングでのおすすめコース
筆者は先日竹の塚から自転車で出かけてきました。その時に通ったルートをご紹介したいと思います。

今年の2月にできたばかりの新しい道があります。六町加平橋をはさむ綾瀬川沿い、全長720メートルの道です。とても気持ちが良いです。

ベンチもあるので、休憩できます。

六町加平橋を渡って真っ直ぐ行くと、「加平谷中トンネル」に到着します。ここを真っ直ぐ通りましょう。暑い日は涼しくて気持ちが良いですよ。


2024年2月にオープンしたばかりのイタリアンレストラン「アルコバレーノ」。イタリアの田舎にあるレストランをテーマにしていて、親しみやすくどこかほっとするイタリアン料理が楽しめます。


私はこのようなコースを通って行ってきました。他に大谷田周辺でおすすめの場所がある方はぜひコメント欄にて教えてください。
足立の文化と触れ合う地元再発見のプチ旅として訪れてみてはいかがでしょうか。
関連情報
施設名:足立区立郷土博物館
リニューアルオープン日:2025年4月26日(金)
住所:東京都足立区大谷田5-20-1
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)※リニューアルオープン日は11:00開館
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌平日休館)
入館料:一般200円(高校生以上)
第2・3土曜日は無料公開日
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