毎週水曜日は“ハルキの日” 竹の塚「GINO」で始まった、新たな挑戦

2025年12月11日

2025年3月、竹の塚1丁目にオープンしたイタリアンワインバル「GINO」。
ある日インスタグラムを眺めていると、気になる投稿が流れてきました。

「重大告知　GINOの水曜日が変わります」

9月24日から、毎週水曜日は22:00から翌3:00までの時間帯で「ハルキDAY」となり、シェフではなくスタッフのハルキさんが一人でカウンターに立つというのです。

ハルキさんの正体

松本遥希（まつもとはるき）さん・26歳。
GINOのオーナーで元Jリーガーの南裕司さんがアドバイザーを務める、西新井の青少年サッカークラブ「ヴェルメリオ」でサッカーコーチとして活動しながら、コーチ業が終わったあと、22時からGINOで働いています。

ハルキさんは、もともと飲食店でのホール経験があり、「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を持っていました。オープンからスタッフとして携わったことがきっかけで、お客様との距離が近いGINOの営業スタイルを、とても魅力的に感じたそうです。

そんな中、オーナーの「具体的な目標を持ったほうがいい」という言葉と、シェフの「まずはやってみないとわからない」という後押しから、水曜日はハルキさんが一人でお店を任されるという挑戦が始まったのだそうです。

取材に訪れて驚いたのは、現在のハルキDAYにはメニューがないこと。
訪れた人が食べたいものを言い、ハルキさんが作れる範囲のメニューを会話をしながら決めていくスタイルです。

飲み物のおすすめを聞いて出していただいたのは「ローザロッサ」。甘くて飲みやすい、赤ワイン、アマレット、ジンジャエールを組み合わせたカクテルです。

「ニョッキなんてどうですか？」と提案してくれたので注文しました。他にも生ハムとチーズの盛合せ、ガーリックトーストをいただきました。

訪れたお客さんはカウンター越しにハルキさんとの会話を楽しみながらメニューを決めているのが印象的でした。

会話の中から今日の一皿が生まれていく、ちょっと特別な夜。これから忘年会・新年会のシーズンです。飲み会終わりに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

通常営業のGINOさんについては以下にて詳しくご紹介しています。